練り切りは、白こし餡につなぎ(餅粉や白玉粉)を入れて練り切り餡にしてから、小豆の黒こし餡を包んで、成形する。
和菓子職人さんの巧みな手わざで、美味しいだけじゃなく、綺麗な上生菓子が生まれる。
私も少しでも上達したくて、あんこを頑張って炊く。
日本では美味しいこし餡が簡単に手に入るから、良いなぁと思っていたけれど、フランスにて、あんこを炊くしかない環境はある意味で恵まれているのかもしれないと、あんこを炊きながら、そう考えるようになった。
お豆を水に浸ける所から、始まって出来上がるまで、とっても時間と手間がかかるあんこ作り。
だからこそ、あんこを貴重で大事に扱えるし、自分の好みの砂糖を選べるから自分にとっては一番美味しい。
一回あんこが炊ければ、お饅頭だってどら焼きだってできるからすごい。
和菓子のレパートリーが一気に増える。
そういえば、年に2回、近所のおばあちゃんがこしらえてくれる、ぼた餅やおはぎはすごく美味しかった。
おばあちゃんの味として記憶に残っている。
私もおばあちゃんのように上手にあんこを炊けるようになりたい。
まだまだ道は長い。
今日もお客様が来て練り切りをこしらえて行ってくれた。

可愛くこしらえてくれて、胸キュンする。
練り切りってすごいなぁ。
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